2005年11月05日

戦う君の“唄”を 戦わない奴らが笑うだろう 

(By 中島みゆき「ファイト」)

何もしない人ほど、何かをしている人の悪口を言います。
でも、そうしたり・そうされて気にすることで私達は何か得るものがあるのでしょうか?
互いに侮蔑し合うだけで何にもならないはずです。

人は良くも悪くも“人の評価”の上に自己存在を確立させようとしています。
それだけに心ない言葉に傷つき悲しむことになるのですが、よく考えれば“実体のない言葉”に踊らされているのも少なくないのです。
あなたの唄(意志)は、戦わない者の中傷に決して負けてはならないのです。
そして、そんな“敵”は外ばかりでなく内にも存在します。
それは“自分自身”に他ありません。

戦うあなたをあなた自身が笑っている場合もあるのです。
「そんなことをやったってどうせ無理だろう、バカみたいだ」とあなたがあなたに戦うことを止めさせようとしているのです。

人は凍えそうな冷たい水の中を、震えながら登っていく魚達のように、ある目標に向かって進んでいくのです。臆病で卑屈で惨めで流されやすい自分であるからこそ、“それ”を求め進むことが必要だと思うのです。

自己正当性は相手(自分)を中傷することではなく、自己を叱咤し確立させることで主張できるものだと思います。

参: 相手をたしなめるとき、人は善意より自惚れの方が強く働く。
 相手の間違いを正そうというより、自分は別物と言って聞かせるのだ。





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この記事へのコメント
>何もしない人ほど、何かをしている人の悪口を言います。
これは本当にそうですよね。
相手を評価することによって、自分が悪くないという正当化をする・・・。
ただ、その気持ちを認めた上で、理解してやる分にはいいんですけどね。
それは、自分の感情を認めているということですから。

でも、ただただ相手だけを非難するのは・・・考え物ですよね。
Posted by きみか at 2005年11月05日 10:33
>きみかさんへ

相手に何かをする行為とは、実は自分自身に対して行っていることと同じことなんですよね。
人を妬めば、自分のことを妬んでいる…そんなばかなとは思いますが、実際人を妬んでしまうときはいつも自信がなくて自分が恨めしい時なんですよ…少なくとも私の場合は。
自分を守ろうとしたとき、誰かを非難すれば…もしくは慰みをかければ、自分はそれよりはマシだと錯覚してしまう自分がいます。
感情的になっているとこの言葉をつい忘れてしまうので、私は自分の戒めとしていつも胆に銘じなくては!と気をつけているのですが…なかなか難しいですね。
Posted by ayanpa at 2005年11月07日 00:38
こんばんは。
中島みゆきさんの、この歌好きです。
また、ブログの内容も非常に共感できました。
Posted by storng at 2005年12月03日 01:59
こんばんはstrongさん。
コメントありがとうございます。
中島みゆきさんの歌は何か考えさせられるような言葉の響きがありますよね。
国語の先生になる予定(?)だった中島みゆきさんの言葉には、
歌唱力やメロディラインにびっちりとくっついて心に突き刺さる感じがします。
NHKの「プロジェクトX」が好きで中島みゆきさんの歌を聞いては自分を奮い立たせています(笑)
私のブログに共感いただいて非常にうれしいです。
IT起業するstrongさんの姿勢や内容に私も共感いたしました。
重ねてコメントありがとうございました。
Posted by ayanpa at 2005年12月03日 23:24
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