野心のある人の一番の幸福は、いつも忙しいということです。
忙しい人とは、多くの人から必要とされているうえに、
これからやりたいことが、まだまだあるひとだからです。
(中山庸子著『
自分の運命を動かす言葉』より)
目の前に山積みになった”やらなくてはいけないこと”の数々。
その量はあまりに膨大で、いったいいつになったらすべてがきれいに片付くのか検討もつかない。
ようやく少し片付けたと思ったら、終わらせた量よりもっと多い”やらなくてはいけないこと”が目の前に立ちはだかっている・・・
こんな感情を味わったことがある方も、多いのではないでしょうか。
仕事ももちろんそうですが、例えば専業主婦の方でも、スーパーに食材を買いに行って、クリーニングを受け取り、銀行でお金を下ろして、歯医者に予約の電話を入れなくてはいけない・・・など、事の大小はあれど”やらなくてはいけないこと”が常にたくさんあって悲鳴を上げたくなることもあるでしょう。
やらなくてはいけないことがたくさんあるのは、みんながあなたを必要としているからです。
たしかに忙しすぎると愚痴も言いたくなりますし、弱音を吐きそうになるときもあります。
でも、考えてみてください。
もし、あなたが誰にも必要とされず、仕事も頼まれず、すべきこともなく時間だけをもてあましている生活を送っている状態を。
非生産的で、”生きている実感”も希薄な日々ではないでしょうか?
忙しいと言うことは幸福なことです。
多くの人に必要とされ、夢中になれるおのを持っている人間は幸せです。
【参考書籍】
中山庸子著『
自分の運命を動かす言葉』
(いいことが次々かなうスピリチュアル・バイブル 知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
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