2006年05月31日

“運命”は“性格”の中にある

もし全ての“運”というものは、実は自分の性格が呼び寄せていると言われたら、あなたはどう思いますか? 病気や事故、離散に借金…。自分の及ばない力が働き、どうしようもないもの…人は、それが運命だと考えます。

明日雨が降りますと言われれば、雨が降ってくることを受け入れるしかありません。
それなのに、これを“人生”に照らし合わせてみると、「これだけ頑張ったのに、全然評価されない」などと、人生に雨が降ることを許さないような感情に人は支配され、卑屈になります。

私は、人は “2つの道”が常にあり、瞬間瞬間に選び進んでいると考えます。それは“やりがいはないが、安全で楽な道”と、“危険で辛いがやりがいのある道”です。本当の不幸とは、自分でその道を選択し自ら進むことができないことではないでしょうか?

どれだけ暗くて冷たい雨に降られても、生きてさえいればまた道を選んで進むことができます。自分の背負わされた境遇には、自分が乗り越えるべきチャンスという道も与えられているのです。裕福で愛のある両親のもとに生まれ、安全で何の不自由のない環境で育つ人と、貧困で天涯孤独で危険で不自由な環境で育つ人では、考え方も、生き方も変わるはずです。でも、そこに人間としての価値の差は一切ありません。

ならば、幸福という名の運命を決定する要素とは、その人間の素質…つまり、“性格”そのものなのではないでしょうか? 私達はパートナーやお金や名誉などに、自分の幸福を約束させることよりも、まず先に考えるべきことがあるようです。



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