2005年09月26日

人間万事塞翁が馬

昔々あるところに要塞の近くに住む老人がおりました。
ある日とても大切にしていた愛馬が家から逃げ出し、周りの人は「かわいそうに」と言ったが老人は「いや、いいことがあるかもしれない」と言った。

すると数ヶ月後、愛馬はメスの馬と立派な子馬数頭を連れて帰ってきた。
周りの人は「よかったね」と言ったが老人は「いや、悪いことが起こるかもしれない」と言った。

老人の息子が成長した子馬を調教している時、馬から落下して足の骨を折り不自由になった。
周りの人は「かわいそうに」と言ったが、老人は「いや、いいことが起こるかもしれない」と言った。

その後戦争が始り、若い男子は兵士にかりだされたが老人の息子は足が悪い為徴兵されなかった。


…とそんな感じの話だと記憶しています。
本当に何が災いで何が幸せなのかわかりませんね。 
ということは、何が起こったとしても自分の良い方に考えればよいとも解釈できます。

この言葉は高校時代の友人にプレゼントしてもらった言葉です。
黄色く変色してしまったのですが、今でも額にしまって飾ってあります。


この言葉を思い出すと、「悪いことがあってもくじけるな! でも、良いことがあったからといって浮かれるな!」と言う友人の姿がいつでも思い浮かぶのです。
あの時は正直「変な奴」くらいにしか思っていませんでした。そして残念ながら今は疎遠になってしまいどうしているのかわかりませんが、今なら素直に「この言葉をくれてありがとう」と言えると思います。



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