2005年10月27日
「口」という“部分”はない
(BY 養老孟 「バカの壁
」)
「口」とはどこにあるのでしょう?
唇ですか? 歯ですか? 舌ですか? それとも皮膚の境界ですか?
実際に口と思われる部分に指を指してみればわかるのですが、
どこにも「口」という部分はないのです。
「口」であるのにも関わらず「口」でない。これはいったいどういうことでしょう?
それは人そのものでも同じことです。
「私」とは誰か?と自分に問いかけてみてください。
きっと「私」という“部分”がないということに気付くでしょう。
つまり、「口」も、「私」も、あらゆる“部分”から形成される一つの“全体”に過ぎないということです。他との関係を一切否定して、自分だけで成り立つことはありえないのです。
世の中は“もちつもたれつ”こそが「存在の法則」なのです。
あなたは、様々なものから構成された“全体”であり、様々なものを構成する“部分”なのです。すこし難しくなってしまいましたが、要するに「あなたは一人ではなく、共存して生きている」ということです。
だから、あなたは存在しているだけで誰かを支えているということ…それがあなたの「存在理由」なのです。また、肉体が滅しても記憶は他の中に残り続けます。
つまりあなたの存在は肉体の有無に関係なく永遠であるということです。
従って楽になりたいと自ら死ぬと、その人は永遠に楽にならず逆に何かが狂って全体を苦しくしてしまうのです。
不思議に思いますか? でもこれが真実なのです。
幸せ・不幸・健康・病気・戦争・平和・国家・地球…色々当てはめて考えて見てください。
きっと何かが見えてくるはずです。 色々なものと繋がっていると…。
類:「人」という字は支え合う形で存在する
「口」とはどこにあるのでしょう?
唇ですか? 歯ですか? 舌ですか? それとも皮膚の境界ですか?
実際に口と思われる部分に指を指してみればわかるのですが、
どこにも「口」という部分はないのです。
「口」であるのにも関わらず「口」でない。これはいったいどういうことでしょう?
それは人そのものでも同じことです。
「私」とは誰か?と自分に問いかけてみてください。
きっと「私」という“部分”がないということに気付くでしょう。
つまり、「口」も、「私」も、あらゆる“部分”から形成される一つの“全体”に過ぎないということです。他との関係を一切否定して、自分だけで成り立つことはありえないのです。
世の中は“もちつもたれつ”こそが「存在の法則」なのです。
あなたは、様々なものから構成された“全体”であり、様々なものを構成する“部分”なのです。すこし難しくなってしまいましたが、要するに「あなたは一人ではなく、共存して生きている」ということです。
だから、あなたは存在しているだけで誰かを支えているということ…それがあなたの「存在理由」なのです。また、肉体が滅しても記憶は他の中に残り続けます。
つまりあなたの存在は肉体の有無に関係なく永遠であるということです。
従って楽になりたいと自ら死ぬと、その人は永遠に楽にならず逆に何かが狂って全体を苦しくしてしまうのです。
不思議に思いますか? でもこれが真実なのです。
幸せ・不幸・健康・病気・戦争・平和・国家・地球…色々当てはめて考えて見てください。
きっと何かが見えてくるはずです。 色々なものと繋がっていると…。
類:「人」という字は支え合う形で存在する
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Posted by ayanpa at 10:53│Comments(0)
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