2005年12月09日

自分が“自分”の主人公になるべし

今日の朝に自分のとった行動を思い出してみてください。

きっとあなたは「自分の姿」の像を描いてその状況を思い出しているはずです。
でも、本当なら“自分の視点で見えたものだけ”を記憶しているはずなのです。
つまり、人の過去とは“別の自分”が主人公となって良くも悪くも演じているもので、その過去は“作り変えられた記憶”なのです。

そして“今の自分”は何が見えているのでしょうか?
キョロキョロとまわりを見渡しても、手を見つめたり、鏡に映る自分の姿をみても、純粋に自分を見ることができません。
何故なら、“今の自分”の主人公は“容姿”“学歴”“地位”“貯金額”“友人”“親兄弟”などであるからです。
それらを引いたところに“本当の自分”がいます。

家柄や財産や血統や学歴などをよりどころにして物事を左右しようとすると、いつのまにか主人公である“自分”は影が薄くなります。
そんな人に限って「昔は~だった」と自慢気に過去を省みず栄光だけに捉われ今の自分が何であるかを知ろうとしません。

だから、もしそこで自分が主人公になって“シナリオ”を変えてしまえば“過去や現在は良いものにすることができる”ということになるのです。
自分の都合の良いように全てを解釈するというのではなく、過去や現在の自分を“肯定”することにこの言葉の意義があると思います。





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