2006年02月16日
全ての自分の問題は、自分“だけ”の問題に他ならない
辛くて、自分の気持ちを理解して欲しいと思う時、人はどんな行動をとるでしょうか?
懸命に今の心境を語り、どんな状況でどんなことが自分にとって問題なのかを話すと思います。
しかし、大体の場合、話全部を言う前に、「大変だねえ」「まあ、頑張れ!」「かわいそうだけど、しょうがないよ」とかの答えしか返ってきません。
愚痴でも、妬みでも、その話を全部誰かにぶつけることで、人は解決したような気分になります。
でも、愚痴を聞く側にとってはとても気分が悪くなり、早くその話を切り上げたいと考えます。
「ちょっと聞いてよ!」と、愚痴を言えば言うほど、自分の印象が悪くなっていくことを気付かず、
「全然自分のことを理解してくれない」と憤慨するのです。
それもそのはず、「全ての自分の問題は、自分だけの問題に他ならない」からです。
それに、話す方も話を聞く方も、解決案をあれこれ話し合いながらも、実はもうすでに答えは話す側が持っているのです。
だから、聞き側はどれだけ良い解決案を提示したとしても、「でも…」とか「しかし…」とか「他人事だからそんなことが言える」とか、反論されるばかりで面白くなく、「まあ頑張れ」と最後に言うくらいしかできなくなるのです。
例をあげると、
「あの人があんなことをして私は酷く傷ついている、あの人にどう対処すればいいの?」
聞き側の提案は基本の4つ、
1、関係を断つ、無関心になる
2、とにかく自分の主張を押し通す
3、なんとか仲裁に入ってもらったり、何らかの改善をして、よい関係になる
4、相手を変えたいなら、まず自分が変わる努力をする
話す側は、
1.しかし、関係を断つといっても会社や親族などのしがらみでできない。
2.しかし、そこまでして自分の体力を消耗したくないし、どうせ聞いてはくれない
3.しかし、誰も巻き込みたくないし、こっちが折れるといきがってなめられてしまう。
4.しかし、あんな相手のために努力したくない
…その他にどれだけ優れた解決案を提示したとしても、きっと無駄になってしまうでしょう。
何故なら、話す側はただ自分が間違っていないことを認めて欲しいだけだからです。
悩みは集約すると、「人間関係」「金銭」「健康」「夢」のどれかになります。上司の愚痴や恋愛、持病や挫折…よく考えてみれば全て、自分以外の誰かが自分の問題を解決できるはずがないのです。
「なんだあいつは」「嫌な感じ」「変なの」などと言うとき、それはもう自分だけの問題なのです。
だから、もし本当に悩みを解決したい場合、
「この問題点をこう解決していきたいけど」と、提案性を持って“相談”することです。
聞き側も、相手を否定せず「うん、うん」と興味を持って聞いてあげるのです。すると、話す側は話をしたこと、肯定して聞いてくれたことで、満足して自分で解決していけるようになるはずです。
大切なのは、“自分を受け入れてくれる人がいる”ことだと私は思います。
参: 自分の背負っている荷物が一番重いと、誰もがそう考える
懸命に今の心境を語り、どんな状況でどんなことが自分にとって問題なのかを話すと思います。
しかし、大体の場合、話全部を言う前に、「大変だねえ」「まあ、頑張れ!」「かわいそうだけど、しょうがないよ」とかの答えしか返ってきません。
愚痴でも、妬みでも、その話を全部誰かにぶつけることで、人は解決したような気分になります。
でも、愚痴を聞く側にとってはとても気分が悪くなり、早くその話を切り上げたいと考えます。
「ちょっと聞いてよ!」と、愚痴を言えば言うほど、自分の印象が悪くなっていくことを気付かず、
「全然自分のことを理解してくれない」と憤慨するのです。
それもそのはず、「全ての自分の問題は、自分だけの問題に他ならない」からです。
それに、話す方も話を聞く方も、解決案をあれこれ話し合いながらも、実はもうすでに答えは話す側が持っているのです。
だから、聞き側はどれだけ良い解決案を提示したとしても、「でも…」とか「しかし…」とか「他人事だからそんなことが言える」とか、反論されるばかりで面白くなく、「まあ頑張れ」と最後に言うくらいしかできなくなるのです。
例をあげると、
「あの人があんなことをして私は酷く傷ついている、あの人にどう対処すればいいの?」
聞き側の提案は基本の4つ、
1、関係を断つ、無関心になる
2、とにかく自分の主張を押し通す
3、なんとか仲裁に入ってもらったり、何らかの改善をして、よい関係になる
4、相手を変えたいなら、まず自分が変わる努力をする
話す側は、
1.しかし、関係を断つといっても会社や親族などのしがらみでできない。
2.しかし、そこまでして自分の体力を消耗したくないし、どうせ聞いてはくれない
3.しかし、誰も巻き込みたくないし、こっちが折れるといきがってなめられてしまう。
4.しかし、あんな相手のために努力したくない
…その他にどれだけ優れた解決案を提示したとしても、きっと無駄になってしまうでしょう。
何故なら、話す側はただ自分が間違っていないことを認めて欲しいだけだからです。
悩みは集約すると、「人間関係」「金銭」「健康」「夢」のどれかになります。上司の愚痴や恋愛、持病や挫折…よく考えてみれば全て、自分以外の誰かが自分の問題を解決できるはずがないのです。
「なんだあいつは」「嫌な感じ」「変なの」などと言うとき、それはもう自分だけの問題なのです。
だから、もし本当に悩みを解決したい場合、
「この問題点をこう解決していきたいけど」と、提案性を持って“相談”することです。
聞き側も、相手を否定せず「うん、うん」と興味を持って聞いてあげるのです。すると、話す側は話をしたこと、肯定して聞いてくれたことで、満足して自分で解決していけるようになるはずです。
大切なのは、“自分を受け入れてくれる人がいる”ことだと私は思います。
参: 自分の背負っている荷物が一番重いと、誰もがそう考える
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Posted by ayanpa at 02:10│Comments(0)
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