2006年05月14日

27回野宿しても、一泊28万円のホテルに一回泊まるべし

BY 中村文昭 「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」

「自分のために使って下さい」と誰かから100万円手渡されたとしたら、人はどんな遣い方をするでしょうか? 
良い服や、車、そして資格を取って、少しでも自分に自信がつくようにするのではないでしょうか? そうすれば、確かに周りは一目置くようになります。
もしくは借金の返済、暴飲暴食、ギャンブルなどかもしれません。

でも、実際そうやって使ったお金は“モノ”に変化しただけで、現状や意識は何らレベルが上がらないのではないでしょうか?
そこで、この言葉が出てきます。
自己投資とは、着飾ることではなく、“六感”全部にお金を投じることです。
“モノ”ではなく、心や舌や耳に投資することです。

要するに消えてなくなってしまうものにお金を使うことが、人生を豊かにするということなのです。
人は“一流になりたい”“お金持ちになりたい”“幸せになりたい”と思いながら、何が一流で、何がお金持ちで、何が幸せであるのか?という部分に全くと言っていいほど無知です。
故に、その人はいつまでたっても、一流にもお金持ちにも幸せにもなることができません。
たとえ、他の人より地位が高くて、貯金がたくさんあって、健康で何の不自由な生活をしていなくともです。部長であろうが、1億円貯金があろうが、社長や10億円貯金している人と比べれば、相対的には二流で貧乏になってしまうからです。
だから、大切なこととは、自分の“絶対基準”を持つことです。
自分がどのような状態であれば一番満足できるか?という部分がきちんと出来ていれば、その最高の基準にちょっとでも近づけるように人は努力できるからです。

お金持ちだからといって必ず一泊ウン十万円のホテルに泊まるわけではありません。
ただ、いつ一流ホテルに泊まっても物怖じしない自分を持っているか、または“自分のご褒美”として普段の自分では味わえない経験をしていく気持ちがあるかなのです。

確かにモノにすれば後に残ります。
しかし、自己レベルを向上させるものはモノではなく“志”であるということです。
「いつかきっと」という言葉の中には、今の段階で心は既に成りきっていなければならないのです。
運があればとか、どうせ無理だとか、可能性を否定していては成るものも成らないのです。
「よし、やってやる!」…自分のあるべき姿をイメージできたときに、未来はどんどん面白くなっていきます。

さすがに私は一泊ウン十万のところに泊まる気持ちはありませんが、たくさん旅行して色々なものに触れ、良き友人と知り合う機会を多く持つための投資は続けていきたいと思います。



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