2006年07月01日

答えが必ずあるからこそ、問題がある

「答えが必ずあるからこそ、問題がある」
それは、つまり、“答えがないものは問題にならない”ということです。

自分が何で生きているのか?
何故、自分は仕事や勉強をしているのか?
何故、結婚して子供を作って家のローンを支払うためにお金を稼ぐのか?
何故?

人は生まれながら、死に向かって生きていかなければならないという宿命を持っています。
いつか死んでしまうのに、何かを行うことが何の意味があるのか?という疑問を持たざるを得ない。
でも、私達は答えが必ずあると信じているからこそ、生きているのです。

完成図の無い壮大なパズルを組みたてていくように、一つずつつまんでは合わせ、つまんでは合わせと時間を費やし、少しでも全体が見えるようにしていくこと。
あらかじめ“答え”が明示してあるわけではないので、永遠とも思える“無駄”な作業のように感じますが、一度でもカチっとピースが合わされば、その瞬間から物事は俄然楽しくなってきます。

そう、“楽しさ”。
楽しさこそが人生というパズルを解く最大のヒントなのです。
世の中にあるミステリーやサスペンス、人間の“何故”を考えるその能力は、そっくりそのまま、
“生きる力”となっているのです。

もし、世の中に何も疑問がなかったとしたら、答えが全てわかっているとしたら、
人は何に生きればいいのでしょうか?
“問題がある”…これは私達が生きるために与えられた最高のゲームです。
目の前に広がる無理難題に、恐れず真剣に遊べるかが重要なようです。

参:最大の問題は、問題がまったくないということだ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このカテゴリーの記事一覧⇒ 人生のヒント
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼ブログランキングに参加しています。クリックで応援していただけると励みになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ  
同じカテゴリー(人生のヒント)の記事
真実は嘘をつく
真実は嘘をつく(2009-10-21 07:54)


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。