2006年05月26日

人の心には“神”が宿る

心の働きが、自分の思いもよらない“奇蹟”とでもいうべき状況に運んでくれる場合があります。
それは“幸運”と呼ばれ、神や仏が救いの手をさし伸ばしてくれたかのような気がして、世界共通、思わず人は手を合わせます。

少し宗教チックですが、私の思う“神”とは、 “自分自身”です。
その自分自身が神とも、悪魔ともなり、破壊や再生などの働きをします。
また、その性質とは、心が言葉になり、行動になり人に影響を及ぼし、反響してまた自分に返ってくる目に見えない“波”のようなもの。

つまり、“心”とは、その“波のようなもの(神、奇跡、幸運、または悪魔、不運、不幸)”の震源地であり、心を震わせれば震わせるほど波のうねりは大きくなり、まわりに与える影響も良きにせよ悪きにせよ、大きくなるのです。

それを東洋では“気”、西洋では“オーラ”と言うのかも知れません。
人はその目に見えない力を信じず、軽く捉えがちです。
それだけに、心なくとも、目に見える文章やお世辞などで自分を良く見せようとします。
それでは、人の心を、また、自分の心を動かすことはできません。

大切なこととは、自ら心を揺さぶること、震わせること。
自分が感動しなければ、人を感動させることはできません。
自分を好きにならなければ、人を好きになることはできません。
自分を信じない人が、人を信じることはできません。

何事も、全て自分自身が始りであり、そして結果なのです。
表層意識の自分が、深層意識の自分に語りかけ、可能性の扉にノックしなければならないのです。だからこそ、“奇蹟”というものが目の前に現れるのです。

人を幸福にしよう…そんな“心の震え”が“神”となり、結果として自分を幸福にするようです。

参:運命はかのように扉を叩く 「運命」
何故、私が作曲するのか、それは私の内にあるものは外に出さなければならないからだ。
ルードウィヒ・ベートーヴェン




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この記事へのコメント
初めましてayanpaさん、ララです。(_ _)…前夫と、友人の裏切り、隠し子発覚、離婚…立て続けに、いろんなことが、あって それ以来、人に対して壁を作るようになりました。いい人が 目の前に 現れても、逃げてしまいます。このまま、人を好きになれないんじゃないか?って、正直、焦ります。自分を本当に、好きになり、自分を信頼できるようになれば!私の心にも、神が宿る日が、必ず 来ますよね…。
Posted by ララ at 2006年05月27日 18:21
はじめまして、ララさん。
ララさんの心の痛みは、ララさんだけのものです。
ですから、どれだけ分かったフリをして慰み言を言ってもきっとララさんには響かないでしょう。
でも、ひとつだけ言えるとすれば、「一緒に学んでいくことはできる」ということです。
誰もが、重たい荷物を背負っていると考え、どんなことが好きになるということで、信頼するということであるのか、深く思い悩み傷付きながら真の意味でそれを”理解していくと思うのです。

ララさんはそのままでいいんですよ。
「寝ろ!」といって寝る子供はいないように、自分に何か命令や強制をかけても物事は改善しません。
大切なことは、今の自分を認めることです。それも自分自身だと。
心の痛みを知った者でなければ、人の心の痛みは理解できません。
怖がらなくても、逆にへっちゃらでそう考えれれば、ララさんは誰よりも優しく、そして強くなれるはずです。
私はララさんに”頑張れ!”などともいいません。 
何故なら、ララさんはもうすでに今の自分の問題点をちゃんと見つめて頑張っているのですから。
自分を好きになれない人はその問題点すら気付かないのです。
だから、「人を好きになりたい」「自分を信じたい」…そういった気持ちこそ、ララさんの心の振動であり、すでに”神が宿っている”となるものではないでしょうか?
私も、朝鏡で自分の気力のない顔を見てうんざりする時があります。
そんなとき、「だからこそ!」と自分を認め、そんな自分を楽しむようにしています。 
Posted by ayanpa at 2006年05月27日 21:58
遅い時間に、すみません…。ララです。ayanpaさんの心、ちゃんと、私の心に響いてきました。友達や身内は、励ます意味で、『頑張って!』『頑張れ!』と、私に言いますが、正直言って その言葉は、私には、逆にキツい言葉で、逆にシンドくなります…。だから、『そのままでいいんだよ』って、初めて、ayanpaさんに、言われて、とても 気持ちが 楽になりました…。ありがとうございます。今の自分を認めてあげることから、始めたいと、思います。それでは、また 来ます…。遅い時間に、失礼しました。
Posted by ララ at 2006年05月28日 01:03
「~でなければ幸せでない」「こんな自分は本当の自分でない」…などと、条件的に考えると、不足感だけが漂い苦しくなります。
ですから、無条件に自分を認めてみてください。
幸福の青い鳥はいつでも家の中にいるのです。
今のままのララさんで十二分に幸せを感じることはできるはずですよ。
「~だからだめ」ではなく「~だからこそ良い」のです。
わんわん泣いて、ぺしゃんこに潰されても譲れない自己を見つけたら、それはもうララさんだけのものです。
だから、今のララさんにしかできないことがあります。 そう考えるとワクワクしてきませんか?
Posted by ayanpa at 2006年05月29日 08:32
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