2005年10月01日

知識があっても 知恵がなければ何の役にも立たない

(BY 本田宗一郎)

「頭がよい」というのはいったいどういう状態のことなのでしょう?
「知る」は「行う」の前提であって、使わない知識は知識とも言えません。

「巨耳細口」という言葉がありますが、入り口が大きくても出口が小さければ、いつかはその知識は宿便のように凝り固まった価値観となって新しい価値を認めようとしなくなります。
今得た知識はもうすでに「過去」であり、もう一度知りたければ本を開けば済むことです。 

確かに「知識を得る力」を養うために反復した記憶練習は必要ですが、「色々な知識があれば可能性が開ける」というのは能動的に自ら行動できるタイプにしか当てはまりません。

もっと大切なことは知る行為そのものではなく、何のために知るのかという目的意識を持たせることだと…それが「知恵」だと思います。

また「知恵」は「夢」と訳すことができると思います。
ですから、氏は「夢」を持ち知識を得、それを存分に夢のために使えと言っているのだと、私は解釈しています。

類:「一を知り十を知る」



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