2005年10月15日

経験は排気ガス 

(BY 本田宗一郎「得手に帆あげて」)

前回のエントリの逆のことを言っているようですが、「真理」は同じです。

「ただ単にある経験を持ったというだけではそれが価値あることにはならない。
その経験が尊重されるためには、いつ・誰が・どこで考えても納得できる正しい理論に裏付けられた知識を学びとっていかなければならない。 
つまらぬ経験のせいでそれにこだわって判断を誤る例は反省すると以外に多い。
過去を持っている“オトナ”というものは、うんと進歩的であるように見えても実は古いところが多々ある。だから老化した“オトナ”が溌剌と若返るためには、さっさと過去を忘れることだ。」


経験を振りかざすだけの「オトナ」は過去に縛られ未来に手を広げることができません。
「過去を持たない・知らない」ということは「若さ」の特権であり、色々な可能性を恐がることなく明日への希望でいっぱいになります。

ここの「オトナ」とは年齢のことを指しているわけではありません。
自分の過去にこだわり新しいもの・可能性を見ようとしない人を指すと思います。

経験とは「真理」という料理を創り出す材料としてあるだけで、どれだけ良い豊富な材料(経験)だとしても才能(夢)のない料理人にかかったら折角の料理も台無しです。
正しい理論に裏付けられた知識以外の過去の経験は捨てればいいと思います。

排気ガスのように公害にならないように、経験が時代遅れの「老害」になってはならないのです。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このカテゴリーの記事一覧⇒ 希望、願いを叶える名言
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼ブログランキングに参加しています。クリックで応援していただけると励みになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ  
同じカテゴリー(希望、願いを叶える名言)の記事
きっと、よくなる!
きっと、よくなる!(2005-11-01 13:02)

経験に勝る才能なし
経験に勝る才能なし(2005-10-14 00:00)


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。